勤務地決定

21日金曜日、私の配属先が決定。

























勤務地は・・・




















岐阜

















岐阜です。















「岐」に「阜」と書いて岐阜です。

















えーと、正直に申し上げますと、リアクションに困った。


んー、岐阜・・・岐阜?ん?岐阜?んー岐阜かぁ・・・


といった具合。


そして、少し経って、涙がじんわり滲み出ました。
さみしい。誰もいない。どこやねん岐阜。いやいや、知ってるわそんくらい。でも、岐阜って言われても何もイメージが浮かんでこないんですけど。
山?
さるぼぼ?(ん?さるぼぼは長野?)
白川郷
んー・・・・・・山?
以上。


発表前は激しい落胆を恐れて、青森やら新潟やら、そういうところばっかりを前もって想像しておいたが、まさか中途半端な位置の、しかしかなりの田舎である岐阜がくるとは。


私が懸念した事項は以下の3つ。(論理的話法)

  1. 田舎である。(さみしい、都会がよかった)
  2. 支社ではなく営業所である。(同期がいない、一人に任される仕事量が多い)
  3. ライバルであるI社のお膝元に近い。(よって苦戦を強いられることは確実)

明るい話題がどう考えても浮かばないの。


ああ、とにかく心細くて不安だ。
あー覚悟してたつもりやったけど、心のどっかで「関西に置いてくれるんじゃないか」「東京に行けるやも知れない」という甘い考えを持っておりました。
ハチミツ次郎風に言えば、そんな自分を殴り殺したい。




昨日今日は、とにかく岐阜に関する明るい話題探しに奔走した。こんなもやもやした気持ちの自分をどうにか納得させて静めなければならない。


まず、都会へのアクセス。
名古屋へはJRで20分。あっ!近い。都会へはするりと出れそう。
京都へは 岐阜→名古屋→京都のほうが早くて、新幹線乗れば1時間で帰れる。
東京までは2時間。
思ったほど遠くはない。金沢とか鳥取とか、中途半端な位置の日本海側よりは断然便が良い。


次、岐阜には一体何があるのか。
書店にてるるぶをひらける。
驚くほどの薄さ。
そして出てきた項目は「下呂温泉」「白川郷の合掌造り」
やはりか。


そしてネットで地域情報を検索。
岐阜の若者向けサイト「岐阜-eねっと!」なるものを発見。早速アクセスする。
「岐阜の楽しいプレイスポット」の項目を見ると・・・・
「鵜飼」
トップ項目が「鵜飼」であった。
なるほど、なるほど鵜飼ね。そっかそっか。


最後。岐阜県の統計を見る。なぜか統計を見る。23歳女子が気にすることではないかもしれんけど、結局私はこういうのを見るのが好きなのだ。

  • 高度1000m以上面積率:全国5位  面積の4分の1以上が1000m越え。
  • 森林率:2位  なにって山なんですね。
  • 副業的農家割合:1位  ん?みんなちょこっと農家ってこと?
  • ひのき素材生産量:4位  林業だー。
  • 持ち家住宅率:7位  北陸・中部は市場が大きく高級志向らしい。
  • 携帯電話普及率:8位  意外にも!
  • 自動車保有台数:7位  田舎の象徴?


あぁー車買わんとイカンかも。




まま、そういうわけで、岐阜です。
5月末からは岐阜生活を始めます。
いろいろジタバタした結果、なんとか現実を受け入れ始めましたし、やれることはやりますよ。
私のように田舎にやられた同期のメンツを見ておりますと、しっかりした子が多いんですよね。
いかにも女の子!って感じの子はみな東京配属なんです。飛ばされたら「辞めます!」って言いそうな子ね。
私は「こいつはシブとそう」と思われて岐阜にやられたとしたら、受けてたちますよ。
田舎のほうが覚えんといかん仕事の範囲も広くて独り立ちも早い。
ちゃんと、成長してみせます。