卒業

大学の卒業式を迎えた。
特に感慨深くもない、ただただ道の途中に存在するある地点を通過したに過ぎないと、なんとなく思っていた。
24日、卒業式に出席し、謝恩会で先生方に花束を手渡し、2次会、3次会…と千鳥足になって階段踏み外したり、財布なくして大騒ぎしちゃうくらい酒を飲んだ。
そこでひしひしと感じたことは、もうみんなと会えないな…とかそんなんじゃなくて、人と一緒にいるのって捨てたもんじゃないなということ。演習や卒研は吐くほどしんどかったけど、みんながいてよかったなということ。
酒が入ってたとはいえ、好きな人にちゃんと目を見て「すきだ」と伝えられてよかった。お褒めの言葉を素直に受け止められてよかった。


ちゃんと、あたしの糧になると思う。
それがなによりも心強い。