地理に想う

5年前の話。ワタシの現役のときのセンター試験、日本史は51点だった。たしか。あまりにも出来なさすぎて笑ってしまったのを良く覚えてる。こりゃー浪人しても点数あがらんだろうなと思った。確信があった。ワタシと日本史との相性があまりにも悪いことを痛いほど実感してたから。ワタシは暗記型の努力家でもないし、興味のないものを興味を持とうと努力するのも嫌いやから。で、不安を抱きつつも予備校に通いだしてから地理に変更。
ちりたのしかったー。それは駿台の岡田先生のおかげなんですけどね。地理はちっとも暗記科目じゃなかったし、世界の真理を見た気がした。根っこを理解してればそれを応用することで全てが解けた。それほどに素晴らしい授業。岡田先生のお力でセンター地理は9割は行かんかったけれどそれに近くて安堵した。日本史→地理の変更は間違ってなかった。
ちゃんと自分を理解して自分の特性にあったものを選ぶのって重要だと思う。何より自分の為に。


1週間前の話。新聞に掲載されてたセンター試験の問題を戯れに解いてみる。67点。ここまでだらだらと“地理は暗記ではない!!”とか言いつつ微妙な点数やったけれども。まぁそれは置いといて。
英語だの地理だのを解いてるときに、やっぱり勉強って楽しいなと思ったのです。受験生である弟がちょっと羨ましかったりした。ほんのちょっとね。
が、しかし。人間なので過去を振り返って「高校時代に戻りたいー」とか「あんときこうしてたらばー」とか思うこともあるけれども、でも今からでも遅くないなと思ったんです、突然に。今からでもワタシはバレエを始められるし、陶芸家を目指すことも出来るし、もう1回大学で勉強しなおすことも出来る。あんときやっとけばっ!って思う必要は全然ないんじゃないかと思った次第です。そんだけ。


長々書いておきながら主張がよく見えないものになってしまったけれど、まぁ書き物ってそういうものよね。時効の事件にはおいしいご飯の湯気が似合うといっても過言ではないのだ!