寝る前に読むもの

幽遊白書完全版がベッド横に積み上げてある。最近もっぱら幽白を少し読んでから寝るという生活だ。おもしろい。小学生だった私がハマるはずである。大学生になった今もなおおもしろい。色あせない。完全版は今、仙水編まで進んでいるが、このあたりから絵も素晴らしく良い。対巻原(戸愚呂兄)時の蔵馬の顔なんて失禁モノだ。小学生時は断然飛影が好きだった。なにしろ『飛ぶ影』と書いて『飛影』だもの。やられるよ。今は大人になって、戸愚呂兄にも魅かれる。成長したのだなと思った。
小学生だった私はすごくマニアックに幽遊白書を愛していた。技の名前なんかも完璧に記憶していた。カード(キラカードとかあるやつ。20円か30円で1枚出てくる)も大量に所持していた。しかし、その当時はどんどんオタク化していく自分に恐怖を感じていた。今のように社会的に認められてはいなかった(オタクっぽいということはマイナス要素でしかない風潮だったように思う)。それを恐れ、引越しの際に17〜19巻を残してあとは捨てた(その3巻はまだ新しかったし、自分の中で読み込んだ感が薄かったので、捨てなかった)。何年か後に、捨てたことを激しく後悔したが後の祭りだった。集英社の完全版発売は非常に嬉しかった。まんまとうまく乗せられているが、スラムダンクドラゴンボール幽遊白書も購入している。おかげでもう私のクローゼットは漫画でパンパンだ。どうしよう。
話がそれた。就職活動で神経は磨り減る。変に焦りだしたりもしてしまう。幽遊白書が私の緊張をほぐしてくれているのだ。

実際に気持ちを書いてみると陳腐な文章になってしまった。では寝ます。